Google+についての覚書
g+を始めてしばらく経つので、このあたりで一度g+について書き留めておきたい。
サービスとしてのg+
イメージとしては、現状ではTwitterとFacebookとtumblrを一緒にしたようなサービスが提供されている。facebookと違うのは、気に入ったユーザーを一方的に「フォロー」することである。このシステムは人間関係の拡大をfbよりも遥かに容易にしている。
ベータ公開初期にアーリーアダプターとして多くの技術屋が流れこんできたことに加え、その後にあったν速民の大規模流入によって、空気としてはGeekがねらーのテンションでやりとりする様が多々見られるようになった。
ストリームについて
わかりやすいように、ここからはtwitterと比較しつつストリームの機能について記述する。
twitterで言うところのTLであるストリームに様々なpostを投げたり共有したり、という形式によって基本的にユーザー間の交流が行われる。
共有は非公式RTのようなもので、共有元のpostに自身のコメントを足してpostすることが可能である。ただ、多くの人に共有されればされるほど同じpostを何度も何度も見なければならない、という欠点が今のところ存在している。
また、twitterと同様postとは言っているものの、g+のpostは公開範囲を指定することが可能である。g+の特徴であるサークル機能を活用し、公開範囲をサークル単位、全サークル、友人の友人サークルまで、一般公開などと、幅広いパターンの設定が可能である。
これによって、例えば自分しか入れてないサークルにpostすればメモ帳替わりに、リアルで会う知り合いだけのサークルにpostすればメーリス感覚で、一般公開にすればtwitterでツイートするように、と目的別に様々な使い方をすることが可能である。
postにはコメントがつけられるので、twitterのようにリプが沢山流れるということもなく、非常に関連発言を拾いやすくなっている上、自分と直接関わりのない人のコメントも見られるので、そこからまた繋がりが広がっていったりもする。
post内容としては、画像や動画、サイトURLを添付できるため、twitterよりもひとつのpostに重みを持たせることが出来る。また、正確な文字数はわからないが、調査によると今のところテキストで3万文字くらいまでは投稿できるようなので、並大抵の文章はtwitterのように140字ずつ分けずとも一度に投稿することが可能だ。ちなみに、あまり長くなるとその投稿は折りたたまれて表示されるので、3万字書いたところでストリームが埋まることはない。
サークル機能について
g+の目玉とも言えるサークル機能であるが、システムは非常に簡単なものである。気に入った、フォローしたい相手を、自分の思うように分類していくことができるというものだ。例えば、フォローしたいと思った相手が写真好きだった場合、「写真」なんてサークルを作ってそこに入れればいいのである。一人を複数のサークルに入れることも可能なので、IT系の仕事をしていて写真を趣味にしているような人をフォローするのであれば、「IT」と「写真」のサークルに入れればよい。
このようにサークルの区切りをつけることで、情報を不要とする人にはpostを表示させなくすることが可能となる。これはtwitterでは出来なかったことだ。(Fbでは似たようなことが、面倒ではあるができた。)
Chromeとの親和性について
現在、かなり有名になってきているブラウザ「GoogleChrome」であるが、当然開発はGoogleである。そのためか、非常に親和性が高く、快適に動作させられるようになっている。
また、g+に関するChromeのExtentionも多数開発されている(詳細は後述)ために、これまでChromeを使っていなかった人もg+用に導入、利用する例が多数確認されている。と書いている私も、g+のために本格的にChromeを使うようになった身である。
Chromeのg+拡張について
g+に参加してから今まで、色々な拡張機能を試してきた。以下にその全てを列挙して、最後に最終的に使うようになったものを述べようと思う。
〜入れたが使わなくなったもの〜
- Usability Boost for Google Plus(ver1.3.1)
ストリームを一つずつ区切って表示し、見やすくする拡張。また、上部に表示されるグーグルバーとでも呼ぶべきバーが、ページスクロールについてくるようになる。(つまり、右上の通知がいつでも確認できる。)
グーグルバーの追従は便利だったが、必要性を感じなかったので無効化。
- Tweetify for Google Plus(ver0.1)
ストリームを140字で切る、twitterのような表示にする拡張。
見やすくはなるが、つけられたコメントが見られないのでいまいち使えなかった。
〜入れて今も使っているもの〜
g+に居なくとも通知を確認できる拡張。
アドレスバーの横に通知エリアが作られるので、Chromeをつかってブラウジングするときには欠かせない。
ストリーム上の画像を拡大する拡張。
いちいち別タブを開いたりする必要がなくなって便利。右上から簡単に機能のオン・オフを切り替えられるのもよい。
キーバインド拡張。
カーソル操作が嫌いな私には欠かせない一品。
リプライを簡単に入力できるようにする拡張。
さらに、グーグルバーの追従機能もついている。
ストリームにtwitterのTLやFbのフィードを一緒に表示させたり、ストリームへ投稿するときにtwitterやFbにも同時に投稿したりできる拡張。
ストリームにTL等を表示させることはしてないが、マルチポストするときなどにたまに使う。
以上、ざっとこんな感じ。これからまだまだいろいろ出てくるとは思うが、現状はこんな感じで使っている。
あと、拡張を入れるときは、くれぐれも自己責任で。
さて、では、また何か面白い動きがあったら記事を書こうと思う。