Lionからの学内LANへのVPN接続法

 学校のVPNに、雪豹と同じ方法では繋げなかった(CiscoVPNClientを起動するとエラーが返ってきた)ので、昨日の夕方を目一杯使って格闘していた。以下に、私が最終的に接続できた方法の手順を残したい。

 なお、VPN以外の設定は雪豹以前と同じで構わないようなので、それらの設定は済んでいるものとして進める。

Cisco VPNClientは使わない

 接続手順に入る前にひとつだけ。どうやらCiscoのVPNClientがなくても、VPN接続はできるようだ。これは雪豹にもLionにも共通することのようで、前々からVPNの仕組みを知る人にとっては当たり前のことだったとか。
 従って、これ以降CiscoのVPNClientは登場しない。私は邪魔なので、不要だとわかった瞬間にゴミ箱にダンクシュートした。

具体的な手順

  • システム環境設定から「ネットワーク」を開く
  • ネットワーク環境から、キャンパス用の接続環境を選択する
  • 左列下にある+マークをクリック
  • インターフェース「VPN」を選択
  • VPNタイプは、L2TP over IPsecを選択(サービス名は任意)

 

  • 作成し、必要項目を埋めていく

 サーバアドレスはvpn.wireless
 アカウント名は自身のwaseda-netのアドレス
 

  • 認証設定のところは、パスワードにwaseda-netの自分のパスワードを入力
  • 共有シークレットとグループ名の部分には「group」と入力

 

  • 認証設定を入力したらOKを押して、次は「詳細...」の設定へ
  • プロキシタブの部分を埋める(お馴染みなので詳細略)

 

 以上の設定を終えたあと、適用してから接続開始ボタンを押すと繋がった。
 おそらくしばらくしたらLionも簡単に繋げるように対応してくれるとは思うが、それまではこの方法で繋ぐのが良いかと思われる。

おまけ。雪豹からの設定。

 もしかしたらLionと同様の手順で繋げるのかもしれないが試していないので、とりあえず繋がった方法を。
  上記(Lion)と同じ方法で繋がるとのこと。この方法は保険にでも。(追記7/22 12:40)

  • システム環境設定から「ネットワーク」を開く
  • ネットワーク環境から、キャンパス用の接続環境を選択する
  • 左列下にある+マークをクリック
  • インターフェース「VPN」を選択
  • VPNタイプ『Cisco IPsec』を選択
  • サーバアドレス、アカウント名、パスワードを埋める

 

  • 認証設定

 

  • 詳細からプロキシの設定

 以上で、雪豹からもVPNに接続することが可能となる。